「おうちではどのくらい練習したらいいの?」
ピアノを習い始めたご家庭からよくいただくご質問のひとつです。
練習時間は長ければ長いほどよい……というわけではありません。
大切なのは、年齢や集中力に合った時間設定と、毎日少しずつの習慣づけです。
今回は、年齢別の目安と、ご家庭で上手に練習を続けていくためのポイントをお伝えします♡
まずは毎日の習慣を作る!
少しずつでもいいので毎日ピアノに触れる習慣を作ることが、何より大切です!
年齢が上がるにつれて、課題曲のレベルやボリュームも増えてきます。
ただし、最初から「1時間やりなさい!」とプレッシャーをかける必要はありません。1日少しずつ、繰り返し練習することが大切です。
「集中して練習できない…」そんなときの工夫
小さいお子さんは、集中力が続きづらいもの。そんなときは、以下のような工夫がおすすめです。
- 時間ではなく「回数」で決める:「このフレーズを3回弾こうね」など、目標を明確に。
- タイマーを使う:「5分だけがんばってみよう!」と区切ると達成感があります⏰。
- 時間帯を工夫する:帰宅後すぐ、または朝の10分など、疲れていない時間に。
- カレンダーなどに練習したらシールやスタンプ:毎日の達成感を見える形にすると意欲につながります!!
「10分だけでも毎日やる」習慣を作っておくと、あとあと伸び方がまったく違ってきます。
「ながら練習」にならないように注意⚠️
意外と多いのが、「ピアノの前にいるけれど、なんとなく鍵盤を触っているだけ」という“ながら練習”です。
以下のような状況が見られたら、ちょっと注意して見守ってあげましょう。
- 同じ場所を何となく何回も弾いている
- 弾きながらよそ見やおしゃべりをしている
- 「何を直すべきか」「どう弾くべきか」を考えていない
短くても、「今日はこの1小節をきれいに弾こう」など、目的を持って練習することが大切です。
練習を継続するためのご家庭でのサポート
ピアノは「家での練習がすべて」といっても過言ではありません。
でも、小さな子が一人で黙々と練習するのはハードルが高いもの。ぜひ、ご家庭での温かいサポートをお願いします。
- 練習を見守る:完璧でなくても「がんばってるね!」と声をかけましょう。
- 失敗しても否定しない:「違うでしょ」よりも「もう一回弾いてみようか」が◎
- できたところを認める:「昨日よりスムーズになったね」など、成長に注目!
- タイミングを決める:「夕飯前の10分」など、日課に組み込むとスムーズです。
「親が音楽に詳しくないからサポートできない…」という方もご安心ください。
技術的なことよりも、一緒にがんばっている気持ちの共有こそが、いちばんのサポートになります✨
練習時間よりも「質」が大切✨
最後にもう一度強調したいのは、練習時間の長さよりも「質」が大切ということ。
たとえば、ダラダラ30分より、集中して取り組んだ10分のほうが、効果は何倍にもなります。
そして、小さな“できた!”を積み重ねていくことが、ピアノの上達と継続の鍵です。
お悩みはお気軽にご相談ください✉️
当レッスンでは、それぞれの年齢・性格・ご家庭の環境に合わせて、練習の仕方やモチベーションの保ち方まで丁寧にサポートしています。
「練習が続かない」「うちの子に合ったやり方がわからない」といったお悩みがある場合は、どうぞお気軽にご相談ください♪
池袋を中心に、都内のスタジオでレッスンしております。お気軽にお問い合わせくださいませ♪